新潟県三条市下大浦で、主に木製家庭用調理器具の製造と販売を行っていた『景陽工産』が4月6日に事業を停止し、今後は新潟地方裁判所三条支部に自己破産を申請する予定であることが分かりました。民間の信用調査会社の帝国データバンクや東京商工リサーチによりますと、負債は約3800万円とみられています。
1970年創業の『景陽工産』は、家庭用の木製調理器具や雑貨用品などを製造し、新潟県央地域を本拠地に全国展開をしている大手ホームセンターや金物卸業者や調理道具商社などに納品。2020年には約3800万円の年売上高を計上していました。
1984年には自社工場も建設。
「羽衣印」を商標に展開していた主な製品は、鰹節用の“鰹箱”や鍋に使用する木蓋のほか、しゃもじやヘラ、トコロテンを作る“天突き”など、木製の家庭用調理器具です。
しかし近年は、新型コロナウイルス禍の影響などの要因から原材料となる木材などの費用が高騰する“ウッドショック”に加え、ウクライナ危機や中東情勢の変化によって安い木材はもとより、接着剤や塗料の仕入れ調達そのものにも影響があって業績が次第に低迷。2025年の売上高は1980万円にとどまり、損益も悪化して事業の継続が困難となったもようです。














