アメリカとイランの戦闘終結に向けた交渉をめぐり、トランプ大統領は「イランとの合意が成立した」と発表しました。ホルムズ海峡は開放されるとしています。

トランプ大統領は14日、「イランとの合意が成立した」と自身のSNSに書き込みました。そのうえで、「ホルムズ海峡の自由かつ無償の通航を全面的に許可し、同時にアメリカ海軍による封鎖措置の即時解除を命ずる」と表明しています。

一方、イラン側も、ガリババディ外務次官が覚書を最終決定したことを明らかにし、「レバノンを含むすべての戦線における戦争および軍事作戦の即時かつ永久的な終結が発表される」としています。

覚書の具体的な内容については、19日にスイスで署名した後に公開されるとしていますが、イラン側の「すべての重要な立場を盛り込んでいる」と強調しています。

今後60日間、最終合意に向けた交渉が行われる見通しで、イラン側は「履行状況を監視する」と警戒感もにじませています。

また、イランの革命防衛隊に近いタスニム通信はホルムズ海峡について、「19日の署名後に通航が再開される予定だ」と報じています。

記者
「合意を受けて、反体制派の在米イラン人からは落胆・困惑の声が聞こえてきます」

こうしたなか、アメリカのロサンゼルスのイラン系コミュニティでは、イランの体制転換を求める人たちから「合意成立」への警戒や反発の声が聞こえました。

イラン系住民
「合意の中身を見る必要があります。最も重要なのは、イラン国内の人々が見捨てられていないかどうかです」

このほか、「今後60日以内に多くの問題が浮上するだろう」と懐疑的な見通しを示す住民もいました。