山口県上関町の使用済み核燃料中間貯蔵施設建設を巡る動きです。町議会は11日、自然への影響の再調査を求める住民団体の請願を不採択としました。

請願は5月、中間貯蔵施設の建設計画に反対する住民団体「上関の自然を守る会」が町議会に提出したものです。

計画を巡っては去年8月、中国電力が中間貯蔵施設の建設は可能とする調査結果を町に報告しています。

守る会は調査結果は過去のデータを引用していて不十分などとして、中国電力に再調査を求めるよう町議会に請願していました。

請願は6月5日に非公開で行われた総務文教委員会で、不採択にすべきものとされています。

本会議では、委員会で十分な議論がなされていないといった意見が出ました。

採決では1人が退席したため、委員会と同様に賛成と反対が同数になり、請願は議長裁決で不採択になりました。

請願を提出した上関の自然を守る会 高島美登里 共同代表
「(非公開の)委員会で質疑はできたけれども意見交換はなかったというので、非常にショックでした。十分熟議されたと思っていたので。あまりにも電力会社任せではないかと思いました」

町議会は、補正予算など5議案を可決し閉会しました。