アメリカのトランプ大統領は、イランとの戦闘終結に向けた交渉が停滞していることを理由に、10日もイランを攻撃すると表明しました。

アメリカ トランプ大統領
「我々は昨日、イランを激しく攻撃したが、きょうも激しく攻撃する」

トランプ大統領は10日、前日の9日に続いてイランを攻撃すると表明しました。イランの橋と発電所に対して、新たな攻撃を行う可能性があるという認識も示しています。

トランプ氏はこれに先立つSNSへの投稿で、「イランは良い条件で合意できるはずだったのに、交渉に時間をかけすぎた」と指摘。「いまや、代償を払わなければならなくなる」と警告していました。

一方、トランプ氏は「彼らも文書に署名すれば、重要な意味を持つことは分かっている」とも述べ、イランに対して交渉での合意を強く迫っています。

トランプ氏としては、攻撃は限定的なものにとどめ、戦闘の激化は避けたい考えとみられますが、8日のアメリカ軍のヘリコプター撃墜をきっかけに、イランとの攻撃の応酬が続く状況となっています。

「アクシオス」によりますと、トランプ大統領はその後、ホワイトハウスのシチュエーションルーム=作戦指令室で、イランへの攻撃をめぐって政権の幹部らと会議を開きました。

トランプ氏が検討している選択肢の一つは、イランに交渉で譲歩させるための「大規模かつ短期間の作戦」だということですが、詳細は明らかになっていないとしています。

会議にはバンス副大統領やルビオ国務長官、アメリカ軍制服組トップのケイン統合参謀本部議長らが出席したほか、南部フロリダ州に出張中のヘグセス国防長官もリモートで参加したとしています。