防衛力の強化に向けて、国が静岡空港を自衛隊や海上保安庁が訓練などで使えるよう整備する「特定利用空港」に指定したいと、静岡県に打診したことが分かりました。
県は地元自治体と協議し、受け入れるかどうか判断することにしていています。指定されれば、県内では初めてとなります。
国は防衛力の強化に向けて、各地の空港や港を「特定利用空港・港湾」に指定し、自衛隊と海上保安庁の航空機や船舶が訓練などで円滑に使えるよう整備・拡充する方針です。現在、全国で24の空港と33の港が指定されています。
県によりますと、先月、国(内閣官房、国土交通省、会場保安庁、防衛省)から、静岡空港を「特定利用空港」に指定したいと、県や地元の市町(島田市、牧之原市、吉田町)に打診があったということです。
国からの説明では、▼平素における利用を対象としたもので、武力攻撃事態といった有事を対象とするものではない▼訓練の頻度は年数回程度を想定しており、自衛隊・海上保安庁による利用が大幅に増加することではない▼一般的には、国民保護のための輸送機による訓練や、戦闘機等による離着陸訓練、部隊展開の訓練、災害対応や人命救助等の訓練などを想定している▼自衛隊・海上保安庁による利用であり、米軍による利用ではない▼平時の訓練等を通じ自衛隊・海上保安庁が空港の特性を熟知することで、災害対応などにおいても、より確実かつ安全に部隊や物資を展開できると考える、という内容だったということです。
国は県に対して、受け入れの可否を2026年12月上旬頃までに回答するよう求めています。静岡空港が「特定利用空港」に指定されれば、県内では初めてとなります。
県は地元自治体や関係者などと協議したうえで、受け入れるかどうか判断する方針です。
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