ヴァイオリニスト・髙嶋ちさ子さんの実父である髙嶋弘之さんが、92歳にしてCDデビュー。デビューシングル「君のいない朝がくる」発売記念イベントに登場しました。
髙嶋さんは、ビートルズ旋風を日本に呼び込んだ仕掛人として知られるレジェンドプロデューサー。表題曲「君のいない朝がくる」は、9年前に最愛の妻を亡くした髙嶋さんが、その後の日々で感じてきた寂しさや、伝えられなかった「ありがとう」の想いを綴ったものとなっています。
ステージに現れた髙嶋さんは、客席を見渡しつつ〝たくさんなのか少ないのかわかりませんが、お集まりいただきありがとうございます。笑顔の方もいらっしゃいますが、心配そうな方もいる。長年レコード業界で働いて参りましたが、下手な歌を聴いて死んだ人はおりませんので、どうぞご安心なさってください〟と、ユーモア溢れる挨拶。MCを挟みつつ「リンゴの唄」、そして「君のいない朝がくる」を歌い上げ、会場に拍手を巻き起こしていました。
これまでの人生で、自身のCDデビューについては考えたこともなかったという髙嶋さんは、去年、自身の鼻歌を聞いたスタッフからコンサートを提案されると、それを実現。チケットは数日で売り切れたそうで、〝それで調子に乗っちゃったんですよ(笑)〟と、それがデビューに繋がったことをチャーミングに話していました。
90歳を超えても新しいことに挑戦する「原動力」を聞かれると、〝人に喜んでいただきたい〟と、スパッと回答。〝90歳になった時、何か悟るだろうと思っていたら、悟りませんでした(笑)。悟らない以上は人のためにというか、楽しくいきたい。下手な歌を出してご迷惑かけてるかもわかんないけど、92歳でも頑張ったらできる。例えば陶芸やってる方とか、いろんな習い事されている方がいらっしゃると思うんですよ。その人たちの励ましになったらなと思ってます〟と、自らの信念を熱弁しました。
また、髙嶋さんは〝これが売れたら第2弾も出したい〟と、ニヤり。〝次はちょっとラップ調で、「勘弁してよ」という(タイトル)。家内が未知子(長女)を置いて先にいっちゃって「勘弁してよ」と。これでいこうと思ってます〟と、冗談混じりに話していました。
さらに、年末の紅白歌合戦について記者に聞かれると〝そりゃもう、歌えって言われたら歌いますよ。歳とってきたからって引っ込むことない。ドンドン前に出た方が元気になります〟と、気合充分。「もし紅白出場が実現したら、ちさ子さんと共演?」と質問が飛ぶと〝もし実現したら、僕がちさ子と「12人のヴァイオリニスト」を出してあげますよ。伴奏で〟と、豪快に笑っていました。
【担当:芸能情報ステーション】














