政府が今の国会で成立を目指している、いわゆる再審法の改正を訴える動きが相次いでいます。袴田巖さんの姉・ひで子さんは日本弁護士連合会の集会に参加し、改めて証拠開示の重要性について言及しました。

「ノーモア、冤罪。変えよう、再審法」

6月8日午後1時頃、国会議事堂の前には、再審が開かれ無罪判決を勝ち取った前川彰司さんらが集まり、冤罪を防ぐため再審法をより良いものに改正してほしいと訴えました。

午後4時からは、日弁連が主催する再審法の改正を求める集会が開かれ、袴田巖さんの姉・ひで子さんが参加しました。

袴田さんの裁判で再審無罪の鍵となった証拠開示について、政府案では、裁判所が検察に証拠提出命令を出すケースを限定的としているほか、証拠の目的外使用を罰則付きで禁じる規定も設けられるなど、ひで子さんらが求める改正内容とは隔たりがあります。

<袴田ひで子さん>
「私たちの事件も証拠が出てきて初めて、支援者が協力して味噌漬け実験をやったりして、巖はいま現在の無罪という立場にいる」

ひで子さんは6月9日午前9時からの衆議院法務委員会で意見を述べる予定です。