中東情勢の影響で市民生活の混乱が収まりません。札幌市は来週から指定のゴミ袋以外の使用を認めると発表したほか、石油由来の原料不足で破産申請に追い込まれる会社も出ています。
札幌市環境局 宮岡完課長
「指定ごみ袋の入手が困難との声が、札幌市に継続的に寄せられている状況から、需要と供給のバランスが崩れている」
札幌市が定める黄色い指定のごみ袋。
中東情勢の悪化を受け買いだめする人が増えているといいます。5月下旬の時点で、指定ごみ袋の出荷量が前年比の約5倍から10倍になり、品薄になる店舗も。
このため、札幌市は大きさ45リットル以内、透明か半透明な袋であれば指定されていないごみ袋でも来週15日から9月末までは収集を受け付けると発表しました。5月末から、1人1セットまでと市民に購入制限をお願いしていた札幌市ですが、秋元市長は。
札幌市 秋元克広市長
「出荷量が多くなったことで、在庫が急激に減っているという状況。極端な購入行動は避けていただきたい」
一方、影響は企業経営にも。小樽でタラコなどの加工をしていたこの水産加工会社は6月4日までに破産の手続きに入ることが分かりました。
民間の調査会社によりますと、年々売上高が減っていく中、原油由来のナフサの不足で包装資材が品薄になり価格も上昇、こうした状況が追い打ちをかけ先行きの見通しが立たず事業を停止するということです。
ナフサ不足の影響による企業の破産申請は、北海道内では初めてとみられます。
懸念は農業にも。北海道が8日に農業団体などを集めて開いた会議では。
北海道・農政部・農政課 和泉雅也課長
「原材料も各農家や農協さんには供給できているが、今年については確保できているが来年度以降は見通しがつかない」
私たち市民の不安や懸念はいつ収まるのでしょうか。














