「知らない人は一人もいない」社長の言葉を実感した瞬間

百万石行列の中で、大東駿介さんの印象に残ったことは本当にたくさんあったといいます。

大東駿介さん「最初の太鼓が体の奥、内臓に共鳴してくるような感覚で、これから始まるんだという熱気を感じましたし、皆さんがこのお祭りに向けて本気で向き合ってきた景色がやっぱり一番印象に残っています。馬で皆さんにご挨拶する時間が多かったのですが、聞こえてくる音や皆さんの演舞から、きょうという日にかけてきた思いがひしひしと伝わってきました」

実は、大東駿介さんの所属する事務所の社長が金沢市の出身だそうです。前田利家公という役を演じると決まったときにとても喜んでくれたといいます。

大東駿介さん「社長が『金沢の人間は子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、前田利家公を知らない人なんて一人もいない』とおっしゃっていたんです。ちょっと大げさじゃないかなと思っていたのですが、お祭りでそれを実感しました。小さい子から『利家殿』『利家様』と声をかけてくださって、だからこそ前田利家公という人がこの土地で愛されるようにこのお祭りは続いていったんだな、だから知らない人がいないんだなということをすごく感じました」