ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアのプーチン大統領に公開書簡を送り、戦争終結に向けた首脳レベルでの和平交渉を呼びかけました。
ゼレンスキー大統領は4日、ウクライナへの侵攻を続けるロシアのプーチン大統領に宛てた書簡を公表しました。
その中で、ゼレンスキー氏はロシア軍の損失は増大し、プーチン氏への国民の忠誠心は失われつつあると指摘。「ウクライナは永続的な戦争を望まない。ロシア人の多くもこれに賛同するだろうということをあなたも分かっているはずだ」として、戦争終結に向けた首脳同士による和平交渉を提案しました。
また、交渉期間中は全面的な停戦を受け入れる用意があるとしています。
ロシアのタス通信によりますと、ペスコフ大統領報道官は書簡を確認したとし、ゼレンスキー氏が会談を望むのであればモスクワに来ればいいと話したということですが、ゼレンスキー氏は首脳会談は第三国で開くべきだとして、モスクワでの開催を拒否しています。
一方、ロシアのプーチン大統領は4日、外国メディアとの会見で、ウクライナと平和的な方法で和平合意に至る準備と意思があると述べました。
合意は去年8月のアラスカ州での米ロ首脳会談の内容に基づくもので、その会談で話し合った妥協案を受け入れる用意があると述べ、「ウクライナ側も妥協案に同意しなければならない」としています。
ただ、「ウクライナと和平交渉を始めるのに停戦は必要ない」とも述べていて、攻撃を続ける姿勢を示しています。
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