広島市で4日、ことしの平和記念式典で原爆慰霊碑に納める死没者名簿の記帳が始まりました。

記帳したのは、被爆者で元広島市職員の中本信子さん(83)と、被爆者の大川純子さん(84)です。名簿には、去年の原爆の日から1年間に死亡が確認された被爆者の名前などが記されます。4日時点で3035人です。

名簿の記帳は記録が残る60年近く、被爆者が担当してきました。しかし、被爆者が高齢化するなか記帳者の確保が難しくなるとして、ことし初めて公募を実施。選ばれた16歳から70歳までの14人も、今後記帳に加わります。

被爆者・大川純子さん(84)
「被爆者の人たちもそれなりに歳をとっておりますので、カバーしていただく気持ちで、とても頼もしく思っております」

公募で選出された高校2年・石丸陽菜さん(17)
「好きでやっていた書道と、これまで頑張ってきた平和活動が組み合わさって、嬉しさを感じる反面、責任感も自分のなかに落とし込みながら書いていきたいと思います」

記帳は、8月5日まで行われます。