北海道江別市で集団暴行を受けた大学生が死亡した強盗致死事件の裁判員裁判で、札幌地裁は強盗致死罪が成立する考えを示しました。

強盗致死などの罪に問われているのは、川村葉音被告(21)と当時18歳だった特定少年、そして当時16歳の少年の3人です。

強盗致死罪に問われている川村葉音被告(SNSより)【この記事の画像を見る】

3人は2024年10月、同じく強盗致死罪などで起訴されている八木原亜麻被告(21)と交際していた長谷知哉さん(当時20)に集団暴行を加え、キャッシュカードなどを奪い死亡させた罪に問われています。

3日の公判で札幌地裁は、強盗致死罪が成立するという中間判断を示しました。

札幌地裁の高杉昌希裁判長は「各証拠で認定し、被害者の状況、遺体解剖医の話から、被害者死亡は強盗犯意の発生で、第1暴行のみで死亡状態と言えず、第1だけではなく、第2、第3暴行と認定できる。強盗致死罪成立を前提として進めます」と述べました。

八木原亜麻被告(左)と川村葉音被告(右)視聴者提供【この記事の画像を見る】

強盗致死罪の法定刑は、原則、死刑か無期懲役となっていて、弁護側は罪状については争わないものの、量刑について争う姿勢です。

3人の被告の裁判員裁判は分離され、それぞれの情状や量刑をめぐる証拠調べなどの審理が進められる予定です。

判決は6月25日に言い渡されます。