沖縄県名護市辺野古沖での転覆事故で、政治的活動を行う抗議船に生徒を乗船させた同志社国際高校について、松本洋平文部科学大臣はきょうの会見で、「今回は極めて異例の事態だ」と述べました。
事故は3月16日に発生。アメリカ軍普天間飛行場の移設先の名護市辺野古沖で小型船2隻が転覆し、修学旅行で訪れていた生徒と船長が死亡しました。
これを受け、文科省は教育の政治的中立性を定めた教育基本法に違反しているなどとする見解を示し、一部からは教育現場の萎縮につながりかねないとの声が上がっています。
きょうの会見で、松本文科大臣は「今回の事案は、政治的活動を行う抗議船として日常的に使用される船に生徒を乗船させるという、極めて異例の事態であるというふうに捉えている」と説明しました。
さらに、学習指導要領などに基づいて平和学習をすることは重要としたうえで、「沖縄を含めた現場を訪れることは避ける必要はない」と述べました。
一方、記者から「辺野古に行くことを避ける必要はないという意味か」と問われると、「学習指導要領の解説にも書いてあるように進めていただきたい」と話し、明言を避けました。
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