2025年、広陵高校の硬式野球部で起きた暴力行為について、調査にあたった第三者委員会が1日会見を行い、学校側に再発防止を求めました。

この問題は2025年1月、広陵高校・硬式野球部で寮で禁止されていた飲食を巡り、当時1年生だった元部員に対して先輩部員4人が暴力行為に及んだとされるものです。その後、元部員は転校し、野球部は事態の発覚を受け、夏の甲子園大会を辞退しました。第三者委員会は先週、集団による暴力行為を認定し、「いじめに該当する」などとする調査報告をまとめていました。

第三者委員会は会見で、あらためて学校側の対応に問題があったと指摘しました。

第三者委員会委員長・那須寛弁護士
「最初にボタンを掛け違えたというか、いじめとして認定せずにこれは生徒指導の事案なんだということで対応したことは大きな問題」

また、事案の背景には「元監督を中心とした閉鎖的で同質的な指導体制がある」として、外部人材を導入するなど指導体制を刷新すべきなどとしました。

広陵高校は、近く理事会で関係者の処遇を審議するほか、事実上の全寮制を廃止するなど部員の自主性を尊重した運営を行っていくとしています。