高知県内のさつき愛好家が育てたサツキの盆栽が展示される「さつきまつり」が、2026年も県立牧野植物園で始まりました。2026年も鉢からこぼれそうなほど立派な枝ぶりのさつきが勢ぞろいです。

▼川見真宵アナリポート
「きょう(28日)から始まったさつきまつり。丹精込めて育てられた44鉢のさつきの盆栽が並んでいます」

高知県立牧野植物園で毎年開かれている「さつきまつり」は、「県さつき愛好会」などが主催しています。(2026年で49回目)

2026年も、事前に品評された10人ほどの会員の作品が並んでいて、2026年の最高賞・高知県知事賞に輝いたのは鈴木義夫さんの作品です。

高知県知事賞・鈴木義夫さんの作品

樹齢およそ60年の古木(こぼく)に何色ものさつきが咲き誇り、1つの花の中にまだらに模様が出る「しぼり」が、美しく仕上がっています。
※園芸品種「暁天(ぎょうてん)」

また、15度ほど前傾し軽く“お辞儀”しているような形や、根元から上に向かって幹が細くなる「コケ順」の素晴らしさも評価されました。

1年のうち、この4日間の「さつきまつり」に花の見ごろを合わせるのは、並大抵の努力ではないといいます。

▼高知県さつき愛好会・松田林副会長
「今年は花の時期が早く過ぎまして、遅咲きの種類になっていますけど、会員一人ひとりの努力によって、立派な展覧会ができるように手入れはできていますので、私も喜んでおります。花もいいけど『木ぶり』とか『鉢映り』とか、全ての面を鑑賞していただいたら、さつきのよさが分かると思います」

来場者は、会場で最高齢=樹齢およそ80年のさつきや、品種改良による変わった形のさつきを、じっくりと楽しんでいました。

▼いの町から訪れた人
「すごいですよねえ。この小さな器の中に、80年このままでキープしたうえで、こんなに咲かせている…っていうのが、ちょっと感動で、盆栽ってそういうところがすごいなって、いつも思って見ているんですよね。ちょっと形が変わったもの、そういうのもおもしろいなと思って、見て回りたいと思います」

「さつきまつり」は5月31日まで、県立牧野植物園で開かれています。