国内でも展示例が極めて珍しく葉を持たないという野生のラン「イモネヤガラ」の花が咲き話題となっています。
本部町の熱帯ドリームセンターで展示されているのは、ラン科の植物「イモネヤガラ」です。
「イモネヤガラ」は、鹿児島県の南から東南アジア、オーストラリアに分布する植物で、日本では個体数が少なく、県や環境省の絶滅危惧種に指定されています。
葉を持たず光合成を行わないため、土の中の菌類から栄養を得て生育する珍しい植物で、6月から7月の開花期には高さ50センチから70センチほどの花茎を地上に伸ばして花を咲かせます。
栄養を得るための特定の菌類や、その菌類がエサとする朽ち木などが常に存在する特殊な環境が必要なため、「イモネヤガラ」の人工的な繁殖などは難しいとされています。
一般財団法人沖縄美ら島財団 植物研究室 研究員 徳原憲さん:
「4月の下旬頃から地表に花が上がってきて、その時に“わっ、素晴らしい”と喜んだ」
訪れた人たちは、研究員の説明を聞きながら珍しい花を写真に収めるなどして観察していました。
展示は、熱帯ドリームセンターの「やんばるギャラリー」で6月上旬まで行われるということです。














