太平洋戦争中に水没した山口県宇部市の長生炭鉱で、犠牲者の遺骨収容と遺族への返還を目指す団体が23日総会を開き、今後の方針を確認しました。
「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」の総会にはおよそ120人の正会員らが参加しました。宇部市の長生炭鉱は太平洋戦争中に水没し、183人が犠牲となりました。歴史に刻む会ではこれまでの潜水調査で遺骨の一部を収容しています。
一方、2月遺骨収容のために潜水していた台湾のダイバーが死亡する事故があり2027年2月まで潜水調査の再開は検討しないとしています。
総会の前に死亡したダイバーに向け黙とうがささげられました。今後の方針として、政府による安全な遺骨の収容などを求める交渉を強化することや埋葬された可能性がある犠牲者の遺骨の調査などを進めるということです。
長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会 井上洋子代表
「実現に向けて前に進むということを確認するための総会だったという風に私は理解しています」
歴史に刻む会は6月30日に遺骨収容に向け政府に交渉を行う予定です。














