南海トラフ地震で、最大33mの津波が想定されている高知県黒潮町で、保育園児から高校生まで600人近い人数が参加した大規模な合同避難訓練が行われました。高校生と中学生は、保育園児の手をとって避難をサポートしました。

黒潮町は、南海トラフ地震が発生した際、全国最大規模の33mの津波が想定されていて、大方地域も津波による被害が想定されていることから、毎年、近くの学校や保育園が合同で避難訓練を行っています。

22日は、大方高校、大方中学校、入野小学校、大方中央保育所からおよそ570人が参加。
地震の揺れが収まってから海抜44mの高台にある公園へと避難しますが、高校生と中学生は保育所に向かい、園児と手をつないで避難をサポートします。

(保育士)
「坂を上るのが大変なので助かります」
(大方中学校の生徒)
「練習から本気でちゃんとやって、自分に余裕があれば(園児の避難など)手伝えることもしていきたい」
訓練開始から15分ほどで参加者全員が高台への避難を終え、安全な経路などを確認しました。
その後、大方高校の生徒が作った防災クイズで、参加者は楽しみながら防災意識を高めます。
「エレベーターにいるときに地震が起きました。すべてのボタンを押したほうが良い。〇か×か?」

「(答えは)〇です」

(参加した小学生)
「ドキドキしたけど、クイズが楽しかったので本番(避難)もできそうです」
(参加した中学生)
「避難ルートが分かったから、ちゃんと覚えてすぐ逃げられるようにしたいし『おはし=押さない・走らない・しゃべらない』を意識するようにしたいと思いました」
(大方高校 地域創造コース 毛利憲伸さん)
「意外とスムーズにいってくれてよかったです。こうやって意識づけられたら、震災が発生した時に対応できると思います」
主催者は、「合同訓練を継続して行い地域で助け合うことで被害を減らしていきたい」としています。














