■MLB パドレス 0ー4 ドジャース(日本時間21日、ペトコ・パーク)

ドジャースの大谷翔平(31)が敵地でのパドレス戦に“1番・投手兼DH”で先発出場し、打っては今季8号先頭打者弾を放つなど4打数、1安打、1四球、1打点をマーク。投げては5回、88球を投げ、被安打3、奪三振4、四球2、無失点、防御率0.73をマークする好投で今季4勝目を挙げた。ドジャースはパドレスとの首位攻防戦を2勝1敗で勝ち越し、首位を堅守した。

試合後、大谷は自身の投球について「今日までの1週間はあまり投げ心地が良くなく入ってきて、ちょっと不安な感じはありましたけど、結果的に勝てて良かったです」と振り返った。その一方で、「投げ心地自体がそんなに良くなかった。自分の中でのパフォーマンスのレベルとして、高いものが出せるかどうかっていうのが一番しっくりきてなかった」と明かし、本人としては納得のいく状態ではなかったことも口にした。

それでも初回、打者としていきなり魅せた。先頭打者で放った今季8号アーチについては、「(初球は)見送ろうかなと思っていた」と話した大谷。その上で放った1発に「来た時に反応で打てたようなホームランではあったので、今後に繋がるような1本だった」と手応えも語った。

さらに「一番はピッチャーとして、先制点をあげないようにっていう気持ちで今日の試合は臨んでいたので。その前に1点入って、1番がいい仕事をまず最初にしてくれた」と自ら“打者・大谷”を称えた。

投打同時出場となる“二刀流”については、「投げるだけだからといって、テンションが下がるとかっていうこともないですし、トータル出るからといって必要以上に逆にテンションが上がるっていうこともないので」と冷静なコメント。「本当に一つの仕事として、自分の役割として捉えてはいるので。一打席目はいい仕事ができましたし、苦しいなりに5回も投げて、全体的には良かったと思っています」と総括した。

指揮官のD.ロバーツ監督(53)は「彼はあまり調子が良くなかったと思います。3回か4回はストレートのスピードを抑えつつ、上手くコントロールし、必要なときには力を振り絞っていました」と評価。また、「彼はサイ・ヤング賞を獲りたいし、チームの勝利に貢献したいし、攻撃面でも非常に頼りになる選手でありたいと思っている。今のところ彼はそのすべてを実現しているね」と信頼を寄せた。