アメリカ司法省はキューバのラウル・カストロ元国家評議会議長らが、殺人などの罪で起訴されたと発表しました。

ブランチ 司法長官代行
「ラウル・カストロ氏ら数名が、米国民殺害の共謀罪で起訴されたことを発表する」

ブランチ司法長官代行は20日、1996年に起きたキューバ軍によるキューバ人亡命支援グループの小型機2機の撃墜をめぐり、当時、国防相などを務めていたラウル・カストロ元国家評議会議長らが、殺人などの罪で起訴されたと発表しました。

小型機の撃墜では、アメリカ人ら4人が死亡していて、ブランチ司法長官代行は「トランプ大統領はアメリカ人を殺害すれば、どんな肩書があろうと追及する」と強調しました。

トランプ政権は、長年、対立してきたキューバに対し、体制の転換も視野に圧力を強めていて、今回の起訴もその一環とみられています。

起訴を受け、キューバのディアスカネル大統領はSNSで「法的根拠が一切ない」と批判。「キューバへの軍事攻撃を正当化するために、ねつ造されたものだ」と主張しています。