中東・イラン情勢の影響がスーパーやコンビニにも波及しています。商品から徐々に「彩り」が消えていきそうです

きょう、昼時のスーパー。客が手にとっていたのは麺です。ツルもちと打ち出された冷やし中華やうどん。麺をイチから刷新しました。ただ、価格は据え置きました。その秘密は…

記者
「これまでは容器にぐるっと巻かれていたフィルムが、新しい麺ではシールだけになりました」

帯状のフィルムからシールに変更するなどして、コストの上昇を抑えたのです。

買い物客
「(ランチの予算は)500円~700円ぐらい。あとお茶買って百何円かプラスで700円でおさまる」

イラン情勢の影響で値上がりが見込まれている「包装資材」。

イトーヨーカ堂では、これまでプラスチック容器に入っていたむきエビは、トレーとラップに変更することを決めました。揚げ物もプラスチック容器ではなく、バラ売りに。肉などを入れる青のトレーは順次、インクを使わない白に変えていきます。

イトーヨーカ堂 フード&ドラッグ事業 土居仁 部長
「2割~3割くらい(包材の)値上げが確実にくる。値上げも選択肢だが、まずは我々がしっかりと対応できれば」

“異変”はコンビニでも。

記者
「ファミリーマートといえば緑と青のこちらのロゴですが、今後、パッケージから鮮やかな色が消えるかもしれません」

ファミリーマートといえばこの緑と青のデザインが象徴的なロゴ。ですが、ロゴを白黒にする検討をしていると明らかにしました。コストの上昇を防ぐのが狙いです。

「白黒だとただのマルに見えちゃうかもね。いいんじゃないかな、中身が同じなら」

一方、ローソンでは…

記者
「ホットコーヒーの容器に使われるプラスチック製のフタも順次、紙に切り替わっていきます。飲み口は押し込むと出てきます」

プラスチック製の蓋を紙に順次、変更していく方針で、資材の安定供給のために進めたいとしています。

経済産業省はナフサの供給は十分としていますが、材料の高騰については…

資源エネルギー庁 細川成己 中東情勢広報官
「価格の影響というのは今後とも出てくるところかと思いますので、そこはしっかり注視をしていきたい」

価格の上昇はさけられないとの認識です。

彩りを落としてでも値上げは避けたい企業。ただ、企業努力も限界がありそうです。