今月、乗客が閉じ込められるトラブルがあった長崎原爆資料館の正面玄関前のエレベーターについて長崎市は、詳細な点検を行うため当面の間、運転を停止すると発表しました。

利用できなくなっているのは原爆資料館の正面玄関前と爆心地公園に通じる踊り場を結ぶエレベーターです。

このエレベーターでは、今月9日、地下2階へ降りる途中ゴンドラが急停止し、乗客3人がおよそ30分間閉じ込められたほか、運転再開後の今月17日にもエレベーターが再び停止するトラブルが起きていました。

17日のトラブルは扉の挟みこみを防ぐためのケーブルが断線したのが原因で、当日中に修繕し翌日の定期点検でも異常はありませんでしたが、市は、詳細な点検を行うためきのうから、エレベーターの利用を停止しています。

長崎市は「今週中には点検を終わらせたい」としています。

一方、爆心地公園と原爆資料館方面を結ぶ別のエレベーターも老朽化による故障でおととし11月から利用停止が続いていて、来年3月までをめどに新しいエレベーターに更新される計画です。

今回、停止したエレベーターも同じ1997年に設置されていることから、長崎市は、更新に向け調整中だということです。