岡山県赤磐市の前の市長が進めていた会員制大型スーパーコストコの誘致について、市は、きょう(20日)開かれた全員協議会で出席した議員に対し、「実現の可能性はほとんどない」と説明したことが分かりました。

赤磐市の前田正之市長や市議会議員ら25人が出席し開かれた全員協議会で、市から報告があったということです。

コストコの誘致は、市の都市拠点の開発事業として友實前市長が進めていたもので、現在の前田市長に変わってからも、民間の事業者が誘致の検討を続けていました。

一方、市議会に十分な説明がなされていないとして、複数の議員が事業の進め方に異を唱えていて、今回の協議会の開催は、市が議会の要望に応えたかたちです。

(佐藤武文議長)
「進捗状況について、ご報告をしていただきたいということを前田市長にお願いをさせていただきました」

会は約1時間、非公開で行われました。その理由について市は、「正確な情報を出せる状況にないため」と説明しています。

(前田正之赤磐市長)
「その内容につきましても、具体的にはコメントは差し控えさせていただきたいと思います」

出席した複数の議員によりますと、市は、コストコ誘致について、「開発事業者からコストコ側も消極的になっていると聞いた。実現の可能性はほとんどない」と説明し、

代わりにショッピングモールの開発が検討されているとして、事業者がつくった完成予想の平面図を共有したということです。
コストコ誘致が暗礁に乗り上げた現状について、赤磐市民は…
「仕方ないでしょ。よくはないけど、向こう(コストコ側)に来いとは言えないと思います」
「コストコができたら行くんでしょうけど、渋滞になったらいやだなという」
「広く情報開示はしてほしいなと。どういう風な道のりでこういうふうになったという過程は知りたいかなと」

市の説明では、事業者は、新たに開発するショッピングモールについて、遅くとも再来年の3月末までにオープンしたい意向を示しているということです。














