東京・豊島区にある、勤務先のガールズバーのトイレで出産した赤ちゃんを殺害した罪に問われている女の裁判で、検察側は女に拘禁刑6年を求刑しました。
三枝珠莉亜被告(22)は去年9月、アルバイトとして勤務していた池袋のガールズバーのトイレで、赤ちゃんを出産した直後に首を絞めるなどして殺害した罪に問われていて、初公判で起訴内容を認めています。
検察側はきょう(20日)の論告で、「産声をあげた我が子を物扱いする残酷な犯行」と指摘し、「前途多望で尊い命を奪った結果は極めて重大」として、三枝被告に拘禁刑6年を求刑しました。
一方の弁護側は、「妊娠が分かると店をクビになって生活できなくなると考え、相談できなかった」などと主張し、「犯行は極めて衝動的で計画性は一切ない」として執行猶予付きの判決が相当だと主張しました。
裁判の最後に三枝被告は、「私の無責任かつ自分勝手な行動のせいで、我が子をきちんと産み、育ててあげることができなかった上に命までも奪ってしまったことをとても深く反省している」「もっと早く姉や行政機関を頼っていれば、いち母親として我が子と真っ当に過ごせていたのではと思うと、後悔してもしきれません」と涙ながらに話しました。
判決はあす(21日)、言い渡される予定です。
注目の記事
俳優・宇梶剛士さん 暴走族を経て少年院へ入った過去…「人を信じるには心の力がいる」社会復帰に向けて学ぶ少年たちに〝渡した〟思い

【ヒグマ撃退】覆いかぶさるクマに"鼻パンチ"か 78歳男性が語る生還劇「口が開いて噛もうと…ヒグマに殺される」北海道士別市

「遭難する人は自信過剰なんですよ」閉山中の富士山で相次ぐ無謀な登山 2248回登頂の「ミスター富士山」實川欣伸さんが指摘する危険性

「パパ、どうして僕は死んじゃったの?」朝食抜きでインスリン注射し運転…9歳息子を奪われた父親が訴える「これは事故ではなく犯罪」禁固2年6か月の判決は「経費横領と同等」命の軽さに問う日本の交通司法【後編】

【住宅メーカーが工事放置】「費用持ち逃げされ連絡もなし…」社長の行方わからず全員退職 元従業員が語る内情「工事完成の保証なくても契約取るよう指示」専門家「犯罪としての立証難しい」

枕崎沖漁船転覆事故から1か月 亡くなった男性乗組員(22)の父「二度と犠牲者を出さないように」 海保は捜査進める 鹿児島









