気温の高い状態が続いている中、中東情勢の不安定さが食品の品質保持や体調管理に欠かせない保冷剤にも影響しています。
5月19日の静岡県内は高気圧に覆われて良く晴れ、真夏日に迫る暑さとなりました。
各地の最高気温は、浜松市佐久間で29・9度、熱海市網代で29度、川根本町で28・2度、三島で27・5度と6月下旬から7月上旬並みで網代・稲取・石廊崎では「今年最高」を更新しました。
気温の上昇が早く感じる2026年、活躍しそうな保冷材の生産メーカーは中東情勢の影響をもろに受けています。
静岡県沼津市の「トライ・カンパニー」は保冷剤で国内トップクラスのメーカーですが、創業以来初めての事態に直面しました。
<トライ・カンパニー山梨博郎専務>
「思いがけないことというのは、このフィルム。フィルムそのものが30%(値段が)上がってしまいました。すごいです、大変なことです。(対応は)お客様にお願いする。値上げする」
保冷剤のフィルムは、ナイロンとポリエチレンを合わせた素材で、その原材料はナフサです。フィルムが原価の半分ほどを占め、大幅なコストアップになるため、6月1日から20%値上げすることを決めました。
<トライ・カンパニー山梨専務>
「ナフサの値上げだと思います。各フィルムメーカーから説明を受けています。『ナフサは潤沢だ』と言われているはずなんですけど、値段だけが上がっているという状態ですね」
本格的な夏を前に影響が及び始めた保冷剤の製造現場ですが、トライ・カンパニーの山梨専務によりますと、供給できる量はあるということでまとめ買いなどをする必要はないとしています。














