青森県十和田市内の一部の小売店では、市指定の可燃ごみ袋の品切れや品薄状態が続いています。ごみ袋は、例年と同程度市の供給を見込んでいるということで、市は一時的な需要の高まりに供給が追い付いていないとしています。
十和田市は市内の一部の小売店で、市指定のゴミ袋が品薄や品切れになっていると5月6日に連絡を受けて把握したということです。
ごみ袋の3社の製造元は、例年と同程度の数量を出荷できると見込んでいて、市は、一時的な需要の高まりに納品が追いついていない状況としています。
組合や市は、必要な分だけを購入するよう呼びかけています。
十和田地域広域事務組合 佐々木晴彦 次長
「中東情勢による値上がりや品薄の情報を、消費者がどうとらえて判断しているのか。そういった部分の心理的な不安から普段よりも多く購入されていることが原因になっているかと思われます」
この状況が続く場合、市販の透明のごみ袋での代替も視野にいれて対応を検討しているということです。
品薄となっているごみ袋。
県内の卸売業者は、今後さらに少しずつ値段が上がる可能性もあるとしています。
梱包用の資材などを扱う五所川原市の羽藤商事。
五所川原市、つがる市、鶴田町から指定ごみ袋の卸売りを委託されています。
このうち、鶴田町は6月1日から卸売価格を17%ほど値上げすることが決まりました。
こうした値上げの動きは、今後さらに起こる可能性があるとしています。
羽藤商事 岡田殉 社長
「稼働のコスト・運送のコストがまだ(価格)転嫁されていないのではと思うので、今後そういった動きが加速されるかもしれない。少しずつ、じりじりと上がる、もしくは現状維持できる。そういう動きになると考えている」
羽藤商事は、14日・15日と、県外の製造メーカーから200ケース以上のごみ袋を入荷しています。
ただ、製造メーカーへの注文が全国的に相次いでいるため、納期にも影響が出てくると指摘しています。
また、印刷用インクの調達が不安定になっているため、デザインも変更する可能性があるということです。
羽藤商事 岡田殉 社長
「他県は無地透明の袋が採用される動きもある。(通常の形で)印刷できない状況は今後発生するかもと考えています。不便のないように努めるが、納期がかかったり・欠品したりする恐れは常につきまとっています」
羽藤商事は、ごみ袋のほかにも食品用のトレイの卸売価格を6月から2~3割ほど値上げする予定で、中東情勢は梱包資材全般に大きな影響を与えています。
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