仙台市が2031年度の開館を目指す音楽ホールと震災メモリアル拠点の複合施設について、13日に市民説明会が開かれ、施設の規模や膨れ上がった総事業費などについて疑問の声が上がりました。

仙台市青葉区の「せんだいメディアテーク」で開かれた説明会には、市民約130人が出席しました。音楽ホールと震災メモリアル拠点の市の複合施設について、現時点での総事業費は646億円となっています。市の担当者が施設の概要や運営などについて説明すると、市民からは「設計や規模は市にふさわしいのか」「総事業費の限界はあるのか」などの声が上がりました。

市民:
「すでに始まっている仙台市の人口減少から考えて、将来の仙台市全体の負担になるのではないでしょうか?予算の限界はいくらだと考えているのでしょうか?私はとっくに限界を迎えていると思っています」

こうした声に対し、仙台市は「将来を見越した事業運営は大事と認識している」などと理解を求めました。

仙台市担当者:
「仙台市としても持続的な市政運営の発展を進めるうえでは、将来を見越した事業運営が大事だと認識している。(総事業費の)上限は、現時点においては青天井ではないと思っているが、上限を定めるのは難しい」

次回の説明会は5月23日で、仙台市は「できるだけ多くの人に来てほしい」と話しています。