アメリカ海軍横須賀基地に侵入した罪に問われている住友商事の元社員の男の初公判が行われ、検察は拘禁刑10か月を求刑しました。

住友商事の元社員、水野圭隆被告(46)は去年10月、アメリカ海軍横須賀基地に偽造IDカードを使って侵入した罪などに問われています。

きょう(13日)の初公判で、水野被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、水野被告が2023年ごろから少なくとも30回程度はアメリカ軍の施設に侵入したとして、妻や犬を連れていくなど、「リゾート気分で侵入を繰り返していた」と指摘しました。

弁護側から「罪悪感はあったか」と質問された水野被告は、アメリカ陸軍の養成プログラムを受けていた経験から、「アメリカにいたときの延長線上にあって、自分は軍人だという錯覚があった」と話しました。

検察側は「犯行は巧妙かつ大胆で悪質」、「常習性が認められる」として拘禁刑10か月を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。

判決は来月(6月)18日に言い渡される予定です。