戦後、当時の樺太、いまのロシア・サハリンに残留を余儀なくされた日本人の遺骨が、札幌市の共同墓所に納められました。

12日、札幌市南区の霊園にある共同墓所に納められたのは、2025年、シベリア地方で亡くなった岩本熙雄さんの遺灰と、北海道内に永住帰国し、2018年に亡くなった、野呂静江さんの遺骨です。

2人は、終戦前の樺太で生まれましたが、日本に引き揚げることができず残留を余儀なくされていました。

岩本熙雄さんの妻・スヴェトラナさん(64)(ロシア語・吹き替え)
「(日本で納骨するという)夫の望みをかなえられ、子どもたちも一緒にいてくれてうれしい」

共同墓所は、サハリン残留日本人を支援するNPO法人が建設したもので、「異国の苦労に耐え抜いた人たちが安らかに、ふるさとの土に還ってほしい」という思いが込められています。