ロシア軍は、新型のICBM=大陸間弾道ミサイル『サルマト』の発射実験に成功したと発表しました。プーチン大統領は「年末に実戦配備される予定だ」としています。

ロシア国防省は12日、核弾頭を搭載できる新型ICBM『サルマト』の発射実験に成功したとして映像を公開しました。

『サルマト』は10個の核弾頭が搭載可能で、射程は最大1万8000キロ、アメリカのミサイル防衛網を突破し、本土を攻撃できるとされています。

今回の実験成功の報告を受け、ロシアのプーチン大統領は声明で「搭載される弾頭の総威力は、欧米の同様の兵器の4倍以上だ」とした上で、「これは世界で最も強力なミサイルシステムだ」とその能力を誇示しました。

また、『サルマト』が「今年の年末に実戦配備される予定だ」としています。

今年2月にアメリカとロシアの間の核軍縮条約が失効したなか、新型の核戦力を誇示してアメリカをけん制する狙いがあるとみられます。