出資者への分配金が停止し、集団返還訴訟を起こされている不動産ファンド『みんなで大家さん』。国会議員の事務所関係者が、毎週行われる幹部会議に参加していたことが分かりました。

 不動産ファンド『みんなで大家さん』は、年利7%の分配金を出資者に払うとうたい、3万7000人以上から2000億円を超える出資を集めました。

 しかし、去年7月以降に主力商品の「ゲートウェイ成田」を含むほとんどの商品で分配金の支払いが停止したため、約2500人の出資者が、総額232億円あまりの返還を求め、集団提訴しています。

 MBSの取材に対し『みんなで大家さん』グループの元幹部は、「週1回開かれる幹部会議に自民党の藤丸敏衆議院議員の私設秘書の肩書の男性が参加していた」と証言していましたが、5月12日、国会で藤丸議員はカメラで撮影しないことを条件にMBSの取材に応じました。

 (自民党 藤丸敏衆議院議)「(Q秘書が業務委託料として4000万円以上のお金を受けとった?)そこは分からない、聞いていないから」

 藤丸議員は「事務所関係者が『みんなで大家さん』の会議に参加していた」ことを認め、この事務所関係者は報酬について「月100万円受け取っていた」と藤丸議員に話していたということです。

 また藤丸議員は政治資金パーティーのパーティー券を「みんなで大家さん」側に複数回購入してもらったことがあるということです。

 藤丸議員は「成田のプロジェクトはいい話だと思い応援した」「自分が特別な便宜を図ったことはない」と話しています。