広島市で11日から開催される「南極条約」の会議を前に、元南極越冬隊員の男性が自身の体験を伝える講演会を開きました。
可部公民館で開催された講演会では、元南極越冬隊員で中国地方整備局の建設専門官・吉田和隆さんが登壇しました。観測隊の一員として隊員の居住棟の建設などを担った吉田さんは、危険と隣り合わせながらも充実した生活を送った様子を講話や実際に使用した服などの展示で説明しました。
南極では他国の基地と連携することもあり、平和利用を定める南極条約の大切さを実感したということです。
元南極越冬隊員 吉田和隆さん
「理想的な平和はこういう姿(南極の各国連携)だろうなと思った。話していくなかで少しでも南極を味わってもらい、南極条約の重要性や、その会議が11日からあるんだと気になってもらえたら良い」
参加者の高校教員(南極教員派遣プログラムへの応募を目指す)
「実際使ったものを手に取って直接話を聞きながら見られるというのは、非常に感動しているし、モチベーションに繋がる」
日本で32年ぶりとなる南極条約協議国会議は、11日、広島市で開幕します。














