■住民説明会:鳥塚亮社長の主張は
5月8日午後に川根本町で開かれた地元関係者向けの説明会では、“ローカル鉄道再生請負人”として知られる鳥塚亮社長が今回の決断について説明しました。
3500円の料金設定については、世界の観光列車を参考に「バリューベース・プライシング」(=顧客はこの価値にいくら払うか)を用いて算出したと報告。
「3500円は旅行代金で、安いか高いかの判断をするのは利用者が決めるもの。我々としては『3500円安いよね』と思ってもらえるように体験を提供していく」と話し、ダイヤ改正や車内アナウンスの充実、専用ガイドマップの配布などを進める考えを示しました。
さらに、「井川線は宝物。沿線地域の観光振興を皆さん一緒にやりませんかと提案をさせていただきたい」と述べ、地域と連携しながら路線の価値の向上を図る方針を強調しました。
鳥塚社長は一部住民から「拙速すぎる」と批判の声もあった6月1日を開始日としたことについて、「井川線の価値を維持することはやるべきことと考えていて、やるべきことはできるだけ早くやったほうがよいと思った。また、現場が新しい運行形態に慣れるためにオフピークの時期を設定した」と説明しました。














