長崎市では7日、消防の出初式が行われました。


7日午前10時から出島メッセで開かれた出初式には、消防団などおよそ1,200人が出席し、防災への決意を新たにしました。

式では地域の消防活動に長年従事した消防団員らが表彰された後、県庁南側岸壁で消防車16台から一斉放水が行われました。


長崎市消防局によりますと、去年の火災発生件数は116件で、高齢者5人を含む8人が死亡したということです。

長崎市消防局予防課 林田 雅博 予防審査係長は「11月と12月に立て続けに建物火災が発生して死者がでた。防火習慣や意識を高めるだけでほとんどは防ぐことができるので、注意していただきたい」と話していました。


また去年は新型コロナの感染者増加などで、“救急出動件数”が過去最多となる2万8,788件となり、県では、救急車を呼ぶべきか医師に電話で相談できる「救急安心センター」の検討を行い、救急車の適正利用につなげたいとしています。