「発生源の特定は必要ない」という行政の方針の理由は…?
福山市加茂町周辺には、今回の場所以外にも、指針値を超過している地点がいくつもあって、産業廃棄物の安定型最終処分場も数多くあります。

しかし、今のところ、いずれの場所でも、因果関係は明らかではありません。
福山市では、井戸水や沢の水の調査、46カ所全てで指針値未満だったことから、▼「飲用に問題ない」
▼国の「対応の手引き」によれば「発生源の特定に向けた調査も必要ない」
という考えです。
ただ、今回の情報と要望を受けて、
▼今後については現在検討中
としています

PFASに関するルールを見てみますと、廃処分場の排水には、PFASの規制はありません。また、現在、PFASが使用されたゴミを廃棄する際の規制は、非常に緩い状態です。さらに、すでに埋め立てられた分からの流出は防ぐことができません。つまり、処分場が発生源だとしても責任者ではない、と京都大学の小泉昭夫名誉教授は指摘します。
とはいえ、「発生源の特定は早急に必要」だと言います。発生源でPFASを除去できれば、土壌・農産物への移行を防ぐことが可能になるからです。
これからの行政の動きに注目したいと思います。














