お遍路の文化に幅広い世代に触れてもらいたいと、四国霊場の香川県の札所がスマートフォンを活用したユニークな取り組みを始めました。かわいいキャラクターの「電子お守り」を集めます。

讃岐霊場の20の札所で先月始まった、「電子お守り」サービスです。

利用するには、まず無料のスマートフォンアプリ、「遍路のあかり+プラス」をダウンロードします。

そして、納経所で1枚500円の「お守りシール」を購入します。

(茅原淳記者)
「シールの裏についている二次元コードを読み取ると…

電子お守りがもらえる仕組みです」

「電子お守り」は20種類。

室町時代作と伝わる閻魔大王坐像が祀られている志度寺は『えんまさま』、

財運向上の「巾着」で知られる八栗寺は『きんちゃくん』、

狸の守り神で知られる屋島寺は『ぽん太』など、それぞれかわいいキャラクターです。

札所巡礼と電子サービス。意外な組み合わせですが、どうして始まったのでしょうか。

(四国八十八ヶ所霊場会讃岐部会 十河瑞澄理事(志度寺副住職))
「普段来ていない小さい子どもに覚えてもらうのに、電子お守りを買ったとか、もらったとなると子どもに覚えてもらえると思うので、そういう一助になったらいいかな」

同じ札所のお守りシールを複数回購入し読み取ると、電子お守りの背景の色が変わっていきます。そして、全20種類を集めると…

(音ジャーン!)

特別なお守りが登場する楽しみもあります。

(四国八十八ヶ所霊場会讃岐部会十 河瑞澄理事(志度寺副住職))
「学業成就だとか、厄除け祈願だとか自分の気に入ったキャラクターを待ち受け画面にしてもらえるとうれしいです。笑顔で霊場をまわってもらったらありがたいですね」

「電子お守り」という新たな試みが、1200年の歴史を持つ四国遍路の新たなファン獲得につながるか注目されます。