「天使の歌声」と称されるオーストリアのウィーン少年合唱団が、8日岩手県花巻市を訪れ、宮沢賢治の世界観に触れ、その歌声を披露しました。

ウィーン少年合唱団のメンバー23人が訪れたのは、花巻市の宮沢賢治記念館です。525年以上の歴史を誇るウィーン少年合唱団は世界各地でコンサートツアーを行っていて、その活動は今年で100年目を迎えます。

2026年は県内をはじめ、日本でのツアーが組まれていて、これに合わせて「Moon Boat」という新曲が作られました。

「♪ぴかぴか うみの ほしのうた
  ほしのうた きこえるよ」

日本の文学作品に着想を得て作られた曲で「銀河鉄道の夜」や「星めぐりの歌」など、宮沢賢治の世界観も一部取り入れられているといいます。

8日の花巻市の訪問は、宮沢賢治の世界観を感じて楽曲の表現をより深めてもらおうと実現したものです。
団員を案内した牛崎敏哉館長は、宮沢賢治が花巻にウィーンの森を重ねて創作活動を行っていたことなどを伝えていました。

(日本人の団員 テンプウさん)
「宮沢賢治さんはウィーンが好きだとおっしゃっていたので、ウィーン少年合唱団として、日本人としてすごくありがたいなという気持ちです」

ウィーン少年合唱団は、10日に北上市のさくらホールでコンサートを開きます。