学歴詐称疑惑が指摘されている静岡県伊東市の田久保真紀前市長に対し、市民の有志が5月7日、前市長の時代に行われた選挙の費用を求める住民監査請求を行いました。

市民有志の代表は「未だに市民に説明責任を果たしていない」と述べ、前市長を追及する構えを見せました。

7日午前、市民有志のメンバーが伊東市の監査事務局を訪ね、2025年10月の市議選と、2か月後の12月に行われた市長選の費用に関する住民監査請求書を提出しました。

請求書では「田久保氏の虚偽記載行為を根本原因とする一連の任務違背行為により、伊東市に損害が生じた」と指摘。田久保前市長の議会解散による市議選の費用約4950万円と、その後の前市長の失職に伴う市長選の費用約3270万円の計8220万円について、田久保前市長に支払いの措置を講じるよう市に求めました。

<住民監査請求人 関川永子さん>
「年下なんですよ彼女。(年下)なんだけど姉御肌だなっていう感じはありました」

請求の後、田久保前市長の印象を語ったのは請求人代表の関川永子さんです。

2015年頃から始まった伊東市八幡野のメガソーラー計画に反対する住民グループの代表を務め、田久保前市長とも反対運動を共にしていました。

2025年8月の百条委員会では、田久保前市長の知人として証人尋問に臨み、田久保前市長本人から「卒業していないと聞いた」と証言。その後も田久保前市長に説明責任を果たすよう訴えるデモ活動を続けました。

<住民監査請求人関川さん>
「私はこの問題をうやむやにすることなく明確な決着をつけるために行動を続けていきたい」

住民監査請求を通して田久保前市長による学歴詐称疑惑の全容解明につなげたい考えです。今回の動きについて伊東市民はー。

<伊東市民>
「正直、前の市長に良い感情は持っていないので、どんどんやって欲しいなと思ってしまうのが正直なところ」

<伊東市民>
「賛成ですね」「全く無駄な税金、もっと他に使い道があった」

市長選から約半年が経過する中、表面化した住民監査請求。市民有志は請求が棄却された場合、住民訴訟を辞さない考えです。