太平洋戦争末期に空襲で亡くなった動員学徒を慰霊する集いが山口県岩国市の岩国工業高校でありました。
太平洋戦争末期の1945年5月10日、旧岩国陸軍燃料廠一帯がアメリカ軍の爆撃を受け、330人以上が犠牲となりました。
中には当時の興亜石油で働いていた岩国工業高校の生徒など9人も含まれていました。
岩国工業は2年前、生徒会や同窓会の主催で慰霊祭を復活しました。

慰霊祭には空襲を体験し好村静夫さんの姿もありました。
好村さんは参列者に当日の惨劇を語り、二度と戦争を起こしてはならないと訴えました。
空襲を体験・好村静夫さん(95)
「平和な世界を私は作り上げるんだという意思は絶対持っております。皆さんと協力して平和な国を作り上げたい」
空襲を体験・好村静夫さん(95)
「絶対に戦争はあるべきじゃない。国としてそういう戦争のための銃は持つべきではない。1人でも多くのむだな死を与えてはいけない」

生徒会長の藤井友希さんは「戦争という痛ましい事実を過去の歴史にしない」と決意を述べました。
生徒会長・藤井友希さん追悼の言葉
「次の世代に亡くなられた方の思いをつないでいくことが私たちの役割です」
生徒会長・藤井友希さん
「今自分たちは楽しく勉強とか部活とかしてると思うんですけどそれが当たり前じゃないと思いました」
参列者は碑の前に設けられた献花台に花をたむけて犠牲者をしのび、平和への思いを新たにしていました。














