6日、鳥取市で一風変わったものまねイベントが開かれました。
まねをするものとは…なんとカエル。賞金を目指し熱戦が繰り広げられました。優勝したのはカエルが大好きな小学6年生です。

「グッグッグッ クォクォクォ…」
「ガガググ ガガググ ガガググ…」

個性的な鳴き声が会場に響き渡ります。

鳥取市の久松地区公民館で開かれたのは「全日本タゴガエル鳴きまね王座決定戦」です。

今年で4回目となるこの大会、しかし、なぜタゴガエルなのでしょうか?

公民館近くにある湯所神社。7年前、本殿裏の岩場で渓流近くに住むと言われるタゴガエルが見つかり神社の氏子らが保存会を発足、その活動の一環でこの大会が始まりました。

記者 安松裕一
「姿は見えませんがタゴガエルの…あ、いままさに鳴いています」

神社を訪れてみると、姿は見えませんでしたが、境内に鳴き声を響かせていました。

さあ、この鳴き声をまねて今年の栄冠を手にするのは?

競技の制限時間は1分。予選と決勝が行われ、タゴガエル愛やオリジナリティなども審査され、決勝では観客の拍手の音量もポイントに加わりました。

今年は県内から14組23人が参加。次々と登場するバラエティー豊かなタゴガエルたちに、観客からは大きな拍手が送られていました。

観客
「みなさん色んなパフォーマンスをされててすごいなと思いました」

「地域が盛り上がってとてもいいなと思います」

出場者
「緊張したけど楽しかったです」

そして、運命の結果発表。

「第1位、エントリー番号9番、132ポイントです、おめでとうございます」

激戦を制したのは市内の小学6年生、宮本悠杜さん。宮本さんには賞状のほか賞金2万円と米、鳥取の名産品などが贈られました。

優勝 宮本悠杜さん
「第1回からずっと出場しつづけてきて、やっとゲットできたのでうれしいです」

「出来栄えとしては何点つけたいですか?」

「200点くらいです」

優勝 宮本悠杜さん
「リアルに鳴いたらいいかなと思ってタゴガエルの気持ちになり切ってやってみました。(学校の)みんなに全国大会で優勝したと言います」

優勝した宮本さんはカエルが大好きとのことで、特にタゴガエルは深みのある鳴き声と見た目のカッコよさが気に入っているということです。

タゴガエル保存会 福田正志副会長
「パフォーマンスがレベルアップしていると感じました。さらに今後楽しみな大会になると感じています」

保存会では大会を通してタゴガエルへの理解が深まり、自然を守る機運が高まればと期待しています。