今月9日の成人の日を前に、長崎県五島市では一足早く『はたちの集い』が開かれました。

高校卒業後島を離れる若者が多い五島市。

正月の帰省にあわせて今月4日、従来の成人式に代わる『はたちの集い』が開かれました。

2022年4月の法改正で成人年齢が18歳に引き下げられましたが、式典は20歳を対象として5つの地区で開催。

五島市で今年度20歳になるのは289人でこのうち岐宿町では27人が参列しました。

代表挨拶 松本 大夢さん:
「ひとりひとりが自分の行動に責任を持ち、社会の一員として常に向上心を持って前進する覚悟でおります」
参加者:
「成人して嬉しい気持ちと、社会人として頑張っていきたいという気持ちです」

参加者:
「(大学を)卒業したら教員になって、できれば五島に帰って来れるようになりたいと思っていて。地域と学校が一緒に子どもを育てていけるような学校づくりをしたいと思っています」

ふるさとで門出の日を迎え、友人たちとの再会も楽しんだ“はたちの若者たち”は大人としての覚悟と、それぞれの夢への決意を新たにした様子でした。