アメリカのトランプ大統領がドイツに駐留する軍の削減を示唆するなか、ドイツのメルツ首相は「大西洋横断のパートナーシップは重要なものだ」と強調しました。

メルツ首相はこれまで、アメリカによるイランへの攻撃について、「明らかに戦略がない。イラン側が巧みに交渉を行っている」などと批判し、ホルムズ海峡の封鎖でドイツ経済に影響が出ているとして、一刻も早い紛争の終結を求めてきました。

一方、トランプ大統領は先月29日に「ドイツ駐留アメリカ軍を削減する可能性を検討している」とSNSで表明するなどしていて、双方の対立が鮮明になっていました。

こうしたなか、30日、陸軍の駐屯地で演説したメルツ首相は…

ドイツ メルツ首相
「ご存じの通り、私たちにとっても、私個人にとっても、この大西洋横断のパートナーシップはとりわけ重要なものだ」

アメリカを念頭に、NATO=北大西洋条約機構の結束が重要だと話し、ドイツ軍はアメリカ軍と肩を並べて任務を遂行していると強調しました。