石川県羽咋市で5月末に予定されている本州で初めての放鳥に向けたトキの順化訓練が、新潟県佐渡市で3月3日から進められています。
訓練を重ねてきた19羽のトキたちは、ケージ内で人が田植え作業をしても落ちついた様子を見せるほどになっていました。

この順化訓練は、放鳥後の朱鷺が野生下でも自立して生存できるように行われているもので、28日には訓練用の順化ケージ内でヒトによる“田植え”が行われました。

ケージ外での草刈りから始め、徐々に人間が近づくようにして、これまで馴らしてきたということですが、田植え作業のような“長い時間”、人間が近くにいるのは初めてです。

トキ達は、最初はソワソワした様子で、中には飛びながら偵察する姿も見られたそうですが、最終的には離れた位置にある止まり木で羽繕いをするなど、落ち着いた様子だったということです。

佐渡島外でのトキの定着を目指して本州で初めて行われるトキの放鳥は、5月31日に予定されています。