「1票の格差」を巡って、弁護士グループが今年2月の衆議院選挙の無効を求めている裁判の初めての口頭弁論が30日、福岡高裁で開かれ、即日結審しました。

この裁判は、今年2月に行われた衆院選について、福岡や佐賀など九州の弁護士グループが「1票の格差」があったとして、選挙の無効を求めているものです。

訴状によりますと、都市部と過疎地だけでなく、過疎地同士でも「1票の格差」が2倍以上にのぼる地域があり、現行の選挙区割りは合理的ではないと主張しています。

30日、福岡高裁で開かれた最初の口頭弁論で原告側は「合理性のかけらもない」「違憲無効の判決を下すべきである」と意見陳述しました。

これに対し、被告となっている各県の選挙管理委員会側は、原告の訴えを退けるよう求めました。

裁判は即日結審し、5月19日に判決が言い渡されます。