4月初め、福島市内の建設会社が改修工事の発注を装ったなりすまし詐欺事件の被害に遭い825万円をだまし取られたことが30日わかりました。

【最初は不動産会社に「業者を紹介してほしい」と電話】
1日、福島市内の不動産会社に市内に実在する整形外科医院を装った人物から「内装や外壁、外装の業者を紹介してほしい」 など連絡があり、電話を受けた不動産会社が付き合いのある建設会社を紹介しました。

【紹介した建設会社に「改修工事の前に消毒費用の肩代わりを」しかし発注業者も仲間か】
この建設会社に整形外科医院関係者を装った人物から電話やLINEで「改修工事を依頼するにあ たって、院内がインフルエンザ等の菌で充満しているから、消毒液などを購入したい。ただ取引先と揉めているため、代わりに消毒液などを代行して発注し、納品してほしい。」と言われたということです。話を信じた建設会社は、整形外科医院関係者を装った人物から紹介された取引先の業者をかたる人物とやりとりをし、2日と3日に指定された銀行口座に消毒液等の発注代金として、3回に分けて総額約825万円を振り込みました。

その後、付き合いのある不動産会社から、整形外科医院をかたる詐欺が発生しているなどと連絡を受け、今回の被害が判明しました。

警察は病院や会社などを名乗る者とのやりとりを不審に感じた時は、ホームページなど公表されている電話番号等に連絡を取り、相手の真偽を確認することなどを呼びかけています。