きのう、東京・福生市で44歳の男が男子高校生(17)を金槌のようなもので殺害しようとしたとして指名手配された事件で、男の母親が取材に応じ、「名乗り出てきたらいいのに」と話しました。

職業不詳の高林輝行容疑者(44)はきのう午前7時すぎ、福生市加美平の路上で男子高校生(17)に対し、殺意をもって金槌のようなもので顔面を複数回、殴打した疑いがもたれていて、きょう警視庁から指名手配されました。

捜査関係者によりますと、高林容疑者は騒音トラブルから男子高校生2人を殴ったあと、自宅に逃げ込み、駆けつけた警察官にサバイバルナイフを突きつけたうえで農薬とみられるものを噴射するなどしていました。

高林容疑者はこの際の混乱に乗じて、午前8時ごろには自宅の裏口から逃走したとみられています。

高林容疑者は身長が173センチくらいで、ヘアスタイルは丸刈りだということです。

きのう夜の家宅捜索では、犯行に使われたとみられるサバイバルナイフやハンマー、そして噴霧器が押収されたということです。

また、高林容疑者をめぐっては、捜査関係者への取材で、およそ2年半前にも、家の前での騒音に腹を立て、10代の少年を斧で殴るなどして殺害しようとしたとして逮捕されていたことが分かりました。東京地検立川支部によりますと、高林容疑者はその後、不起訴処分になっています。

きょう午前、高林容疑者の母親が取材に応じました。

高林容疑者の母親
「(息子が少年らを襲うのを)『やめてやめて』というようなことを言ったと思います。名乗り出てきたらいいということですね。悲しいですよ。大ごとになる前に私がお巡りさんを110番で呼んでれば…」

警視庁は殺人未遂の疑いで高林容疑者の行方を追っています。