照明は明るめ、声出しもOK。障がいのある子どもたちとその家族に、安心して映画を楽しんでもらおうと愛媛県松前町の映画館で26日、上映会が行われました。

この上映会は、病気や障がいのある子どもたちに、映画鑑賞やスポーツ観戦などの体験を全国で届けているNPO法人「AYA」が開きました。

上映されたのは、「映画ドラえもん新・のび太の海底鬼岩城」で、会場では、医療従事者や小学生らのボランティアスタッフが参加者をサポートしました。

(NPO法人AYA・二宮浩久さん)
「大丈夫かな?迷惑をかけていないかな?と普段だと気にすることも、28日は安心してこの時間を過ごしてほしい。お互いさまの気持ちを持って、この上映会をみんなで作りあげていきたい」

(記者)
「ドラえもんの映画を見るのどう?」
(参加した小学生
)「楽しみ」

(母親)
「同じ環境の人たちと一緒に見られるので新鮮でいい。親切にしてくれるし、子どもに声をかけてくれるのが一番うれしい」

病気や障がいのある子どもたちは、光や音への配慮のほか医療的ケアが必要な場合もあり、映画館での鑑賞をあきらめている家族が多いということです。

そのため、通常より照明を明るめにして、声を出したり出入りしたりしても構わないようにして上映が行われました。

主催したNPO法人「AYA」は、「こうした取り組みを通じて、誰もがスポーツや芸術・文化にアクセスできる社会を実現したい」と話しています。