重油も3割値上がり 単純に転嫁することは難しい

そして、農業への影響はビニールハウスだけではなく…

(前田唯キャスター)
「ビニールハウスの中は37度。この温かさを保つために、原油由来の燃料がたくさん使われています」

ミニトマトの栽培に適した温度にするために1日に、多い時で100リットル使うこともあるという重油。価格は昨年と比べ3割上がり大きな負担増となっています。

ところが野菜の価格は、需給のバランスに左右されるため、農業用資材や燃料が値上がりしても単純に転嫁することは難しいと話します。

(おくの農園 奥野靖之代表)
「これから農業を続けていくうえで一番心配しているのは、エネルギーの安定供給でして、もしそれが供給制限だったりとか入ってこないという状況になったときに、(冬場)野菜が凍ってしまったら、その1年間の全てが無駄になってしまうので、それをすごく心配しています」

私たちの食卓を支える農業にも影を落とす中東情勢の混乱。先行きが見えない中、これまで通りにできることを続けながら、状況の改善を願う日々が続いています。