新潟県は5日、村上市で高病原性鳥インフルエンザを疑う事例が確認されたと発表しました。

県によりますと5日の朝、新潟県村上市の採卵鶏農場から下越家畜保健衛生所に「死亡羽数増加等の異常がみられる」と通報がありました。保健衛生所が立ち入り検査を行い、A型インフルエンザ簡易検査を実施したところ陽性を確認したということです。県は鳥インフルエンザ対策本部を設置し、農場の飼育家きんや生産物について移動制限を指示しています。

飼育しているのはおよそ130万羽で、現在中央家畜保健衛生所において遺伝子検査を実施中で高病原性鳥インフルエンザが確定され次第、殺処分を行う方針です。

陽性が確定すると、今年度は去年11月の阿賀町の養鶏場以来、2例目です。