中東情勢により石油の供給への不安が増す中、農業資材にも価格高騰や品薄などの影響が出始めています。愛媛県伊予市の販売店を取材しました。

伊予市にある「農材スーパー松山店」。肥料や農薬など農業で使用する資材を販売しています。不安定な中東情勢が続く中、石油由来の商品の価格が高騰しているといいます。

(松田包装 松田幸善社長)
「農産物を袋に入れて出荷するボードン袋、あるいはポリ袋が原油、ナフサ由来のものになるので高騰している」

農作物を出荷する際に使う袋やパックなどが軒並み高騰。元々の値札の上から、値上げした額のシールが張られた商品が多く並んでいました。

畑の畝などにかぶせる「黒マルチ」というシートは通常2100円ほどですが、およそ2600円に。石油由来の商品は以前と比べて2割から3割ほど値上がりしているということです。また、仕入れにも影響が出ていて、商品によっては2週間から3週間程度、入荷が遅れているものもあるといいます。

こうした状況に農家は。

(農家)
「高くなっているのは高くなっていると感じているけど、仕方ない」

「価格が上昇しているから、その辺がつらい。また値上がりして物が入らないということになったら、その辺が心配」

先行きが見通せない中、必要な資材をまとめて購入する農家もいるということです。

(松田包装 松田幸善社長)
「メーカーと協力して少しでも潤沢に回るような策をとっている。いろいろな情報があるとは思うが、少し冷静になって必要な分だけ購入してもらえたら」